こんにちは、moegi(もえぎ)です。
私は手帳に関する本が好きでよく読みます。
今日は高田晃さんの著書『手帳で夢をかなえる全技術』を読んで、自分の価値観について書き出してみました。
手帳を自分の人生にもっと役立てたい、と考える方にぴったりの書籍だと思いますので、書籍の概要と私が実践したこと、その結果について書きたいと思います。
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『手帳で夢をかなえる全技術』を読んだ経緯
私は小学生のころから手帳という物が好きで、ずっと持っていましたが、スケジュールやテストの範囲をメモするぐらいで、使いこなすというには程遠い使い方をしてきました。
社会人になり、「手帳を使いこなしている大人ってかっこいい!私もそうなりたい!」と手帳術を検索していたときに出会ったのが、著者の高田さんがされている「手帳の強化書」というYouTubeでした。
手帳で自分の人生を描き、かなえていく。
夢に向かって突き進んでいくための相棒として手帳を使う。
私もそんなふうに手帳を使ってみたい、と高田さんの動画を次々拝見していたのですが、本を出版されていることを知り、すぐに購入しました。
『手帳で夢をかなえる全技術』の概要
タイトルの通り、夢を最短距離でかなえるために、手帳をどう使うか、ということが詳細に記載されています。
著者が実際に書いている手帳の写真が要所要所に登場し、とても参考になります。
「やりたいことリスト」を書いている方もたくさんいらっしゃることと思います。
私も毎年書いてきました。
やりたいことを明確にすることはとてもいいことだと思いますし、著者も最初の一歩は夢を可視化することだと述べています。
ですが大事なのは、その一つ一つの夢をかなえた先に、どんな自分でありたいのか、を考えることです。
手帳は「ありたい姿を実現するための自己マネージメントツール」だそうです。
まずは自分の「ありたい姿」つまり目指す将来像や理想を明確にし、そこへたどり着くために目標を設定し、その目標達成のためにする行動を決め、日々実行する。
私の書いてきたやりたいことリストは、たとえば「海外旅行に行く!」とか「本を週に1冊読む!」とか、目標ではありますが、なぜその目標を達成したいのか、その先の「ありたい姿」が何か、を考えたことがありませんでした。
こちらの書籍では、本来最も大事である「ありたい姿」を明確にし、そこへ向かうステップを手帳で管理する方法について詳細に記載されています。
私が実践したこと
役割を書き出す
まずは自分の役割と、その役割ごとの理想を書き出してみました。
私の場合は、母、妻、娘、司法書士、カメラマン、ブロガー、友人の7つを書き出しました。
役割は多すぎると管理が大変なので、5~7個にとどめるとよいそうです。
カメラはただの趣味で、うまくもなんともありませんが、「こうなりたい!」と書くことでもっと真剣に打ち込みたい、という感情が湧いてきます。
価値観を探る質問にこたえる
著書の中に「価値観を探るための8つの質問」が記載されていたのでそれにこたえてみました。
いきなり「価値観を書こう!」と思ってもなかなか書き出せませんが、質問にこたえる形なら書きやすかったです。
また「私ってこんなふうに考えているのか!」と自分で発見したこともありました。
たとえば、
あなたの尊敬する人、憧れの人は誰ですか?そしてそれはなぜですか?
という質問がありました。
そこに私は
- 高田さんをはじめとする起業した人。
自分のやりたいことが明確でそれを実現させている行動力がすごい。 - ヨシタケシンスケさん。
傷ついた人や悩んでいる人に寄り添い、かつ押しつけがましくない言葉選び。
とこたえました。
自分は起業したいとか思ったことはない、と思っていたのですが、実は憧れていたのだなと気づきました。
また、もともとヨシタケシンスケさんの本は好きなのですが、なぜ好きなんだろう?と改めて考えるきっかけになり、自分もそういう存在でありたいと考えるようになりました。
ビジョンを書く
10年後、5年後、3年後、1年後、6か月後、1か月後と区切って、そのときにどうなっていたいかを書きました。
10年後のビジョンを見ても、まだまだ先の話で何を行動に移せばいいのかわからないのですが、1か月後、となると今日何かしなくては達成できない!という気持ちになり、行動に移すモチベーションが上がります。
実践した結果
日々のもやもやが軽くなった
このままでいいのかなんとなく不安、でも何が不安なのか、どうすれば解消するのかわからない・・・というもやもやが少し軽くなりました。
ビジョンを書いたおかげで、「今月はとりあえずこれを達成するようにがんばろう!」という道筋が見えたからだと思います。
今後どんどん軌道修正は必要になると思いますが、いったん何をすべきかを明確にすることの大切さを実感しました。
価値観について日々考えるようになった
先日とあるビジネス書を読んでいて、時間術についての記述がありました。
そのなかで、「時間を無駄にしないためにできることは『ながら』でやる、たとえば食事をしながらインターネットをする」と書かれていました。
私は食事を集中して楽しみたいと考えているので、その記述に関しては「なんかいやだな・・・」と感じてしまいました。
以前ならその「いやだな」という感覚をそのままにしていたのですが、「食事を大切にしたい」という感覚も私の価値観だ!と気づきました。
価値観を自覚すると、自分がどうすれば気持ちよく過ごすことができるか、がわかるようになり、自分の機嫌をとりやすくなりました。
まとめ
手帳術の本ではありますが、自分のありたい姿を明確にし、それを達成していくプロセスは、手帳好きであろうとなかろうとためになる書籍だと感じました。
特に、毎日をなんとなく過ごしていて不安を感じている、何かしたい気持ちはあるけれど何から手をつけたらいいのかわからない、という方におすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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